トラックの横転事故はなぜ起きる?原因と対処法を解説

トラックが巻き込まれる交通事故はしばしば発生しています。その中でも、特に被害が大きくなりやすいのが横転事故です。ニュースなどで横転の現場を見て「大きなトラックがなぜ簡単に横転してしまうのだろう?」と疑問に感じたことのある方もいらっしゃるでしょう。トラックの横転事故は、一体どのようにして発生するのでしょうか。


横転事故の原因の大半を占めているのは、「過積載(かせきさい)」と「偏荷重(へんかじゅう)」です。過積載とは、最大積載量を超える荷物を積んで走行すること。偏荷重とは、荷台やコンテナ内の荷物が前後もしくは左右どちらかに偏って積まれていることです。これらはいずれもトラックのバランスを崩し、発進・カーブ・右左折・坂道走行・急ブレーキなどの際に横転を引き起こすおそれがあります。



横転事故を防ぐためには、まず過積載は絶対に行ってはいけません。また、荷物は偏荷重にならないよう工夫して積み、走行中の荷崩れ防止のために重心も意識し、ガッチリ固縛する必要があります。配送時の道順を想定して、車体になるべく負荷がかからない積み方を考えることも重要です。


さらに最近では、横滑りや横転を検知するシステムの実用化も進められています。こういった最新のシステムも活用すれば、走行の安全性がより高まるでしょう。株式会社翼でも、お客様の大切な荷物を運ぶ上で、積み方や配送方法を考えた配送を心がけています。どうぞ安心して配送をご依頼ください。