10月1日は大切な「都民の日」。いろいろな施設が無料になります!

10月1日は、東京都の条例で制定された「都民の日」です。「そんなの聞いたことがない」という方もいらっしゃるかもしれませんが、この日は東京都にとって重要な意味を持っています。


現在の東京都の前身である東京府は明治元年に生まれ、明治22年には東京23区の前身である東京市が作られました。しかし、東京市ができる直前に施行された「市制特例」という法令によって、当時は市民の市政参加が大きく制限されていたのです。市長と助投(副市長)の仕事は国が任命した府知事と府書記官が行い、市役所もなければ市の職員もいないという状態でした。


このような状況を変えるべく、市民の間で粘り強い運動が続けられ、明治31年には市政特例が廃止。同年10月1日には、市会によって選ばれた市長が誕生し、市役所も開設されて市民の市政参加への道が開かれました。この歴史を忘れないよう、大正11年に10月1日が「自治記念日」とされ、昭和27年には条例の制定によって「都民の日」になったのです。

都民の日条例は全5条からなり、記念行事を行うことや施設の手数料・入場料を減免できることなどが定められています。これに則って、上野動物園や東京都美術館、浜離宮恩賜庭園といった多くの施設が無料公開され、さまざまなイベントも開催されているのです。コロナ禍の現状ではありますが、感染対策をしっかりと行いつつ施設を見学し、気分転換を図ってみてはいかがでしょうか。


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