走行中の車両からタイヤが外れてしまう「車輪脱落事故」は、ここ10年間ほど右肩上がりで増加しています。特にトラックなどの大型車両からタイヤが外れた場合、他の車両や歩行者を巻き込んだ大事故につながりかねないため、十分に注意しなければなりません。どうすれば車輪脱落事故を防げるのでしょうか。
車輪脱落事故が起こる主な原因は、タイヤ交換時の作業不備や交換後の保守管理の不備です。特に冬前は、冬用タイヤの交換が集中することにより、どうしても作業時間が制約されてしまいます。
その結果、正しい道具・方法でのボルトの締め付けが行われなかったり、日常・定期点検時の緩みの確認や増し締めが不十分になったりすることで脱落につながるのです。また、ボルト・ナット・ホイールの清掃や、サビ・ゴミの確認が不十分になりがちなことも事故が起こる危険性を高めています。
国土交通省も、車輪脱輪事故の原因究明や事故防止対策の検討に力を入れていますが、より重要なのは運送業者の取り組みです。決して事故を起こさないよう、正しい整備のあり方について、社内で周知徹底しなければなりません。当事者意識を持ってタイヤの交換や車両の整備を行うことが、事故を防ぐ上で最も大切といっていいでしょう。
東京都八王子市に拠点を構える株式会社翼では、タイヤの交換作業や保守管理を常に正しい方法で行なっています。高さ制限に柔軟に対応できるよう、2t~10tのトラックをはじめ、多種多様な車種を保有。東京近郊を中心に全国配送を承っており、安全に十分に配慮してきた結果、これまでの事故件数は0です。
さまざまな配送物(精密機器・撮影機材・楽器・美術品・スポーツ備品など)をお届けした豊富な実績があるため、高さ制限がある場所にも、柔軟に対応を考えて迅速かつ安全に配送いたします。お客さまのご希望に合わせた配送方法をご提案いたしますので、配送について相談したいことがある方は、株式会社翼までお気軽にご相談ください。